北陸 茶のこころをめぐる旅【2025年淡交増刊号連動企画】
兼六園写真提供:石川県観光連盟
北陸のなかでも金沢・加賀は、江戸時代に加賀藩が奨励し、やがて職人や町人にも広がり根付いた茶の湯文化の精華に触れられるエリアだ。千利休、織田有楽斎らの薫陶を受けた加賀藩祖・前田利家、利休の孫・宗旦の四男にあたる仙叟宗室を茶の湯奉行として招いた三代利常など、歴代藩主と茶人のゆかりは深く、茶室建築はもとより美術・工芸品、料理や菓子も一流のものが求められた。各所に残る茶道ゆかりの史跡を訪ね、大樋焼や輪島塗・山中塗に代表される茶道具の名品を美術館や博物館で見学。そして旬の地物を使う茶懐石と美しい和菓子と抹茶をいただき、今も息づくおもてなしの心に触れる。そんな旅をして、北陸の地ならではの茶の湯の歴史と美を発見したい。
![]() 大樋美術館 |
![]() 上林金沢茶舗 |
![]() 柴舟小出 |
![]() 宮﨑寒雉庵 |
![]() 能作 |
![]() 吉はし菓子店 |
![]() 不室屋 |
![]() 金沢美術倶楽部 |
![]() 無限庵 |
![]() 五郎丸屋 |