初個展 池田泰輔 竹芸展のお知らせ
池田泰輔「唐物写 木耳付籠花入」
来たる8月4日(水)~8月10日(火)柿傳ギャラリーにおいて「初個展 池田泰輔 竹芸展」が開催されます。
3代目 池田瓢阿の子として生まれ、父の手ほどきを受けながら竹芸の道を精進し、最近注目を集め始めている池田泰輔氏。今回は、伝統の侘び籠、炭斗・茶杓・菓子器・香合に加え、創作に取り組んだ作品も展示される初の個展になります。渾身の作品の数々が出品されるまたとない機会。ぜひ、会場へお足をお運びください。
展覧会情報
「初個展 池田泰輔 竹芸展」
池田家では代々「茶の湯の竹芸」を旨とし、竹を素材とする御茶道具の制作を受け継いでおります。
その伝統は明治・大正・昭和の時代に花開いた財界茶道をリードした大茶人・益田鈍翁から「小堀遠州所持 唐物瓢籠花入」の写しをを巧みに制作したことに因み「瓢阿」の号を頂いた曾祖父から始まります。
以来名物籠の写しを得意とし又新しい知見を求め、得たものを継承しながら現在は父が三代目・池田瓢阿として精力的に活動しております。
私も将来名跡を継いでいけるよう、茶の湯愛好家の皆様に作品をお使いいただけるよう研鑽を重ねております。
此度、柿傳ギャラリー様の御厚意により初の個展を開催させていただける事となりました。
籠花入・炭斗・茶杓・菓子器・香合等伝統的な作品の他、創作に取り組んだ作品も展示いたします。
まだまだ未熟者ではございますが皆様に竹芸・籠組物の多彩さを楽しんでいただけますよう制作いたしました。御高覧賜りましたら幸いです。
池田泰輔
会期:令和2年8月4日(水)~8月10日(火)
場所:柿傳ギャラリー
開廊時間:午前11時~午後7時(最終日8月10日は午後5時迄)
作家在廊日:全日在廊予定(4・6・8~10日は午後5時迄。5・7日は午後4時迄)
池田泰輔プロフィール:
昭和56年 東京生まれ
武蔵野美術大学日本画学科卒業後父である三代目池田瓢阿に師事
平成26年 「茶花大辞典」(淡交社)の挿絵を担当
令和元年 月刊淡交(淡交社)6月号にて紹介される