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新 着 情 報

茶和益田屋

ちゃわますだや

現代作家の良質な茶道具も。初級から上級者まで納得できる品揃え。
本格的な茶室で茶の湯の普及にも尽力。

茶和益田屋は昭和5年(1930)、現代表・益田惠美子さんの曽祖父と祖父が一念発起して東京に出て、新宿百人町に開店したのがはじまりです。昔、百人町には鉄砲百人組の武家の屋敷が軒を連ね、華道や茶道も盛んであったといいます。祖父は、もともと大阪・堺市で鉄砲鍛冶を営んだ職人で、その技術で、はじめは花鋏を中心に花器などを販売し、終戦後、やがて茶道具も扱うようになりました。


それからおよそ90年。現在は、お稽古道具から千家十職など現代作家のものまで実に幅広い商品を扱い、惠美子さんの父でガラス工芸作家であった先代・益田芳徳氏のつながりで、人間国宝や一流の作家たちとの交流もあります。惠美子さんのおすすめの作家は細川護光氏で、茶味のある作風が大きな魅力です。

益田芳徳氏(1934〜2010)は10代で洋画家利根山光人に師事し、20歳からガラス制作を始めました。陶芸家八木一夫が結成した「走泥社」の同人となり、前衛的な芸術家たちとの交流を深めながらガラス工芸の可能性を追求しました。色の異なる3〜4種類のガラスの種を合わせ、これを自在に引き伸ばして成形する技法を高め、ガラスだからこそ可能な抽象的な形、光によって変化する神秘的な色を獲得した作品は、抽象的なオブジェをはじめ硯、花器、茶碗、水指、茶入など多彩です。オブジェは国立近代美術館はじめ国内外の美術館に所蔵されています。

ひと昔前は、よく茶人が作家に依頼して茶道具を作らせていました。そうすることで茶人の美意識が職人を啓発して良いものが生まれたのですが、惠美子さんはそんな理想を、現代の作家と道具を使う茶人との間でも実現できるように、茶和益田屋が架け橋となっていきたいと願っています。


その思いは茶の湯文化の下地づくりにも及び、自社の茶室「正芳庵」で初心者や海外の人でも親しめるさまざまな茶会や月釜、茶道教室を企画するほか、社外でも講演会をひらくなど、茶道の普及にも尽力しています。現在は外出を控えておられる方も多くいらっしゃいますが、そういった方々がお茶に親しむ機会を損なうことがないように、少しでもできることをしていきたいと考えています。

 


店舗と茶室「正芳庵」はビルの2、3階にあります。格子戸を開けて、豊富な品がジャンル別に見やすく展示された広い店内へ。※商品の海外発送も承っております。


細川護光造 茶碗 銘不動心 (茶入は銘なし)


豊平翠香造 溜塗紅白梅蒔絵平棗


竹影堂榮眞作 茶杓 銘 白的々 小野澤虎洞老師箱


諏訪蘇山造 練込茶碗と青磁角形花入


創業時の鍛冶屋時代の名残を感じられる鉄製の道具金床(金敷)。
さりげなくギャラリーに置かれ、扉止めに使用されています。







自然光と人工光で発色が異なる神秘性も魅力な益田芳徳氏の作品。上から水指、茶碗と茶入、硯。益田氏は、中国・宋の時代に作られていたといわれるガラスの硯を研究し、復元に力を入れました。平成13年(2001)には作品をヨハネ・パウロ2世教皇聖下(バチカン美術館)に謹呈しています。


惠美子さんの妹・益田有希子さんは幼少期から芳徳氏の指導を受け、現在は画家・硝子工芸作家として活躍しています。上は硝子皆具「色即是空」、下は硝子水指「月に飛んだ鳥」。




小間(写真上)も備えた茶室「正芳庵」。この茶室では、添釜、茶事教室、点心茶会、茶事など、さまざまな催し物が随時開催されています。月釜は、参加費1,000円でお菓子と一服呈茶付き。一人でも参加でき人気です。詳細は茶和益田屋のホームページまたはFacebookまで。

 

茶和益田屋

https://www.masuda-ya.co.jp
https://www.chawamasudaya.jp   オンラインショップ

所在地 東京都新宿区百人町2-20-17 2階,3階
TEL 03-3362-3281
FAX 03-3367-0948
営業時間 11001800 日曜休・他 臨時休業有
※現在はコロナ対応のため、17:00閉店(日曜・祝 休、他臨時休業有)
アクセス

JR山手線「新大久保駅」徒歩3
JR総武線「大久保駅」北口徒歩3

 

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