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茶道具 春日園

ちゃどうぐ かすがえん

賑やかな荻窪駅前から静かな住宅街へ移り、心機一転。
ECサイトを充実させ、良い品を求めやすい価格で提供しています。

昭和30年代の初めごろ、JR中央線西荻窪駅前にお茶と海苔、茶道具の店として創業。周辺は善福寺川が流れる緑豊かな住宅地で、お茶の先生も多かったことから、次第に茶道具の扱いが増えていきました。やがて店舗の拡大が不可欠になり、昭和50年(1975)荻窪駅北口前に移転して「茶の湯道具 春日園」の看板を掲げます。間口三間の店内に、お稽古用品から茶事・茶会の道具まで常時5000点以上の品をそろえ、欲しいものが必ず見つかる店として親しまれてきました。

30年ほど前から創業者の父と共同で経営に携わってきた矢澤規充さんは、2019年9月末に駅前の店舗をたたみ、少し離れた住宅街に新しい店舗を構えました。対面販売ではなく、インターネットで注文を受けるという経営方法に切り替えたのです。60年間培ってきた信用と、重ねてきた経験という土台があってこその、大きな決断でした。

ホームページの充実を図る一方、楽天市場へ出店したところ、さまざまな層に対応できる幅広い品揃えが好評を得て、現在は600点を超える商品を掲載しています。なかでも人気があるのは、盆略点前7点がセットになった「裏千家盆略セット」8200円(送料込)。茶碗と棗は8種類から、建水は4種類から組み合わせ自由で選べるというところも初心者の心をつかんでいます。
https://www.rakuten.co.jp/auc-kasugaen/

矢澤さんは「時代に即したスタイルにシフトしましたが、茶道具商としての本質は変わっておりません。お客さまと長くお付き合いさせていただけるよう、これからも商品を充実させていきます」と話します。


新店舗は、妙正寺公園にも近い静かな住宅街にあります。抹茶色の看板のデザインは奥様が担当しました。


新しい店は手狭なため、棚には厳選した品を並べています。


(上)松楽造赤楽茶碗「洗心」、(下)宮川香雲作桃花絵茶碗。


「これからも、きめこまやかにお客様のニーズに応えていきます」と語る当主の矢澤規充さん。


矢澤さんは、地元荻窪の地域振興活動にも取り組み、東京商工会議所杉並支部が半年に1回発行しているフリーペーパー「ogibon」の編集委員も務めています。


近年、日本の伝統文化を体験・修得できる機会を教育の場で提供する取り組みが広がりを見せています。春日園では、学校茶道に取り組む先生方からの問い合わせや相談にも丁寧に対応しています。「予算立てや見積書の書き方、道具の揃え方など、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。底辺が広がらないと、お茶は先細りになってしまう。子どもたちに日本の伝統文化を知ってもらう取り組みのお手伝いができればうれしいですね」

 

茶道具 春日園

https://www.kasugaen-corp.co.jp

インターネットでの販売店舗
楽天: https://www.rakuten.co.jp/auc-kasugaen/
Yahoo!ショッピング: https://store.shopping.yahoo.co.jp/kasugaen/

所在地 東京都杉並区清水3-11-9
TEL 03-6913-7400
FAX 03-6913-9600
営業時間 9:3018:00 日曜・祝日
アクセス JR荻窪駅北口からバス4分、「清水二丁目」下車、徒歩5分/西武新宿線井荻駅から徒歩13