大学生による体験レポート
和の文化教室
文・立教大学茶道部3年 田中駿成

1月上旬に、守谷市にある「和の文化教室」様にて「茶掛けの禅語に親しむ」の講座に参加させていただきました。
秋葉原駅より、つくばエクスプレスでおよそ40分ほどの茨城県守谷市守谷駅の近く、徒歩2分の場所に「和の文化教室」はあります。ビルの中を和室に設えられており、禅語の講座を受けるにはピッタリな場所です。主催者である田口様にお話しを伺ったところ、「茶掛けの禅語に親しむ」講座は毎月行われているそうで、月替わりに各地から僧侶の方が来られて、禅語についてやさしく丁寧に教えてくださってますと教えてくれました。

教室は床の間を正面にして講師の僧侶の方が座られ、対面する形での受講となります。下の画像のように机と椅子が用意されており、座って受講できることから話を聞きやすく、メモも取りやすかったです。
講義ではまず、僧侶の方が禅語に関するレジュメを作ってきて、参加者に配布してくださいました。講義はこのレジュメを通して行われ、参加者の皆様はペンをとって熱心に受講している様子でした。

今回の講義では文京区圓通寺の富岡孝彰様が講座を担当され、禅語は「洗心」についてでした。
洗、心という言葉の意味や生まれた背景について漢詩から見ていき洗心がどのように茶道や禅の世界で理解されてきたかを学びました。それから「洗」という漢字の成り立ちや中国の禅師の言葉から少しずつ「心を洗う」とはどういうことなのかを紐解いていきました。講義では漢文や禅問答の読解に留まらず、富岡様の個人的な経験や知見、現代の詩や学生の作文からも「洗心」の意味へアプローチしていました。ホワイトボードを用いた言葉の関係や意味についての説明があり、視覚的にも理解が深まりました。

講義の最後には毎回薄茶をいただけるそうで、今回のお菓子は花びら餅でした。1時間半ほどの講義でしたが、講座の皆様でお茶とお菓子をいただいてホッとした雰囲気となって終了となりました。


また、「和の文化教室」様では禅語のみならず、香道や能楽、史料を読む、七事式などの専門的な講座、研究会もあります。幅広い和の文化に親しむことのできる教室が都心から1時間圏内の場所にあることに驚くと共に、私も様々な和の文化を知りたいと思う契機となりました。
「和の文化教室」様、この度は「茶掛けの禅語に親しむ」に参加させていただき、ありがとうございました。
| 所在地 | 茨城県守谷市中央3丁目11-3 NKビル1階 |
| TEL | 080-2034-4509 |
| FAX | 029-894-2203 |
| 参加費 | 入会随時、入会金無料。講座の受講料は3000円〜、1回ごとの支払い |
| アクセス | つくばエクスプレス「守谷駅」八坂口から徒歩3分 |