2025年 東京大茶会 浜離宮恩賜庭園
とうきょうだいちゃかい はまりきゅうおんしていえん

「東京大茶会」は、日本の伝統文化・芸能を国内外へ紹介するとともに次世代へ受け継ぐことを目的に、2008年(平成20年)にスタートし、毎年秋に開催される大規模な茶会です。浜離宮恩賜庭園(中央区)と江戸東京たてもの園(小金井市)の2会場で開催され、2024年(令和6年)までに累計約27万6000人が来場しました。
室内で本格的な作法でお茶をいただく「茶席」と、開放的な屋外で椅子に腰かけて楽しむ「野点」を中心に、茶道経験者だけでなく茶道になじみのない方や海外の方なども気軽に「お茶の文化」が楽しめるプログラムが用意されています。

浜離宮恩賜庭園では10月4日・5日に「東京大茶会2025」が開催され、2日間で約9000人が訪れました。


浜離宮恩賜庭園を代表する景観として知られる、潮入の池に浮かぶ中島の御茶屋。「茶席」(要事前予約)会場のひとつです。

キバナコスモスが咲き乱れるお花畑に隣接する内堀広場には「野点」用のテントが設営されました。

内堀広場の「野点」は 4席あり、様々な流派の先生が受け持ちました。写真は裏千家準教授・長坂宗朋先生が担当された「参」の席。

茶道文化やおもてなしの精神などの逐次通訳が付く「英語で楽しむ野点」。花木園あずまやにて。
2025 東京大茶会 浜離宮恩賜庭園