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新 着 情 報

大学生による体験レポート
麗扇会 日本文化学院

文・立教大学茶道部3年 佐竹由衣

新宿区市ケ谷の住宅街にある麗扇会日本文化学院にお邪魔し、お稽古をさせていただきました。

ドアを開けると、学院長である渋沢麗扇先生と教室のスタッフの方がにこやかにお出迎えしてくださりました。案内していただきお稽古場に入ると、ちょうど台子のお点前をされている方がいらっしゃり、間近でお稽古の様子を拝見させていただきました。亭主の方の動作はどれをとっても美しく整っていて、修練を積まれたからこその身のこなしであることが伺えました。そして、先生とお弟子さんの間に流れている空気に緊張感があり、身の引き締まる思いでお稽古場におりました。また、出していただいた歌舞伎の絵柄のコースターが添えられたお抹茶と白菊を象ったお菓子も、美味しく頂戴いたしました。

この日は、こちらに入門を検討している場合にできる体験レッスンと同様に、自らのお稽古の進捗に応じて先生にお点前を見ていただきました。時期が10月上旬であったこともあり、薄茶の中置点前をすることになりました。お稽古前には、必ずお稽古着を着用します。私自身、普段のお稽古では着る機会が無いのですが、先生にお稽古着を身に付けている時の立ち振る舞いや帛紗の懐中の仕方など一から教えていただき、安心してお稽古に臨むことができました。

扇子をついてご挨拶をしてからお点前を始めます。

道具の位置関係が風炉の点前とは異なっているため、初めての中置点前で距離感を掴むことができず焦ってしまいましたが、先生が芯の通ったお声で「足を進める方向はこの場所から斜めに、今持っている道具はここに」と丁寧に教えてくださり、お客様をおもてなしするためには落ち着いてお点前をする事が大事だと、気持ちを切り替えることができました。

そして、普段通り帛紗を捌こうとすると、「帛紗は道具を清める茶道で一番大事な物。だから、どんな時も丁寧に扱わなければいけないし、お点前中も綺麗に捌かないといけないのよ」と仰って、帛紗の捌き方を見せてくださりました。「上に向かって左手を進める時には、幅が三等分になるように意識すると、その後帛紗を折り畳んだ時にきちんと四角形になるし、崩れることも無くお道具を清められるの。それからこの時右手は扇子が乗るくらいに真っ直ぐに。奥や手前に傾かないように」と、体の使い方を教えてくださりました。割稽古で学ぶような事すら完璧には身についていないという事を自覚し、お茶の道は常に勉強でありお稽古や他の方のお点前から多くの事を吸収していく必要があると強く感じました。

今回の体験を通して、茶道の奥深さを改めて実感し、今まで以上に上達に向けて稽古に励んでいきたいという思いが強くなりました。麗扇会の皆様、ありがとうございました。

 

麗扇会 日本文化学院

http://www.reisenkai.com

所在地 東京都新宿区市谷左内町33 1F
連絡先 TEL 03-5206-3200 FAX 03-5206-5200
受講時間 9:15〜22:00(受付は21:00まで)
土曜日は9:00〜17:00(受付は16:00まで)
定休日 日曜・祝日(土曜が祝日の場合は受講可)
アクセス JR中央総武線、東京メトロ有楽町線・南北線、地下鉄都営新宿線「市ヶ谷駅」から徒歩6分

 

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