柚餅子総本家 中浦屋
ゆべしそうほんけ なかうらや
能登輪島が誇る、形よく色よい伝統菓子
輪島銘菓「丸(まる)柚餅子(ゆべし)」の始まりは室町時代まで遡り、江戸時代には輪島塗の行商人を通じて全国に知られた。明治四十三年創業の中浦屋は、その伝統の製法を今日まで継承する唯一の店だ。丸ごと中身をくりぬいた柚子を器とし、調味した餅種を詰めて数回蒸したのち約半年間自然乾燥させる。こうしてできあがった丸柚餅子は品のよい甘さとほろ苦さ、柚子の香りも格別で、お茶請けや酒肴として親しまれている。
丸柚餅子 1個入2052円〜
保存食・携帯食としての歴史を持つ丸柚餅子は、日持ちのよさも魅力のひとつ。中浦屋では、能登半島に伝わる農耕の歴史や伝統文化を大切にしたいとの思いから、柚子釜に詰める餅種の原材料に地元産の醬油や赤唐辛子などを使用している。
柚餅子総本家 中浦屋
https://nakauraya.jp/yubeshi
所在地 | 輪島市河井町わいち4部97番地(輪島わいち本店) |
TEL | 0768-22-0131 |
FAX | 0768-22-8610 |
アクセス | のと里山海道「のと里山空港IC」より車25分 |