ひらしまごランド(埼玉県上尾市原市)

石正園の設計・施工で2021年(令和3)に着工、2年後の2023年(同5)5月に開園した「ひらしまごランド」(埼玉県上尾市)。オオシマザクラやシダレザクラ、ダイオウショウなどの大木がのびのびと枝を広げる敷地は1000坪と広大で、その中央には清水を湛える棚田が造られています。

「ひらしまごランド」は、ひらしま産婦人科・皮膚科の「35周年記念事業」の一環として誕生したプライベートガーデンです。主役は棚田。カエルが大好きな施主の「田んぼがあって小川が流れ、水辺にたくさんの生き物が暮らす、自然と一体となった庭を作りたい」という希望に沿って、敷地の傾斜を生かし、丹波石を木端積みにして造成しました。初夏には水辺にウノハナが咲き、施主が放したカジカガエルが鳴き、秋にはトンボが飛び交います。

地下水をポンプで汲み上げ、懸樋で最上段の棚田へ導いています。


園内には昇龍稲荷神社が祀られています。狼の形をした狛犬は平井孝幸さんの師、飯田十基氏の貴重な遺品。

幼い子ども連れや乳母車でも安心してめぐれるように、園内はバリアフリーに設計されています。四阿があるほか、あちこちにベンチも置かれています。

自然の中にいるような「何でもないシンプルな庭」、眺めながらボーッとしていられるような庭がつくれれば理想的です(石正園のHPより)。「ひらしまごランド」は平井孝幸さんの思いのこもった傑作との呼び声も高く、広く注目を集めています。

入り口は、ひらしま産婦人科・皮膚科の敷地内にあります。見学は無料ですが許可が必要です。事前に048-722-1103までご連絡ください。