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三溪園

さんけいえん

近代の数寄者が集った茶の湯の舞台

大正・昭和にかけて横浜で活躍した実業家であり茶人の原三溪氏が、多くの歴史的な建造物を移築し、自然の地形を活かして開いた広大な庭園。三溪氏はここに鶴翔閣を建て住まいとし、下村観山、安田靫彦らを後援しました。国指定重要文化財10棟、横浜市指定有形文化財3棟を含めた合計17棟の歴史的建造物が、四季折々の風情を伝える日本庭園に調和して佇みます。正門を入って右手の内苑には、隠居所・白雲邸の奥に紀州徳川家別荘といわれる臨春閣、伏見城の遺構・月華殿などのほか、4つの茶室を擁します。「春草廬(しゅんそうろ)」は月華殿とともに宇治の茶商・上林家が拝領したものと伝えられ、織田有楽斎好み。三畳台目に9つの窓がついていることから九窓亭(くそうてい)と呼ばれていました。「聴秋閣(ちょうしゅうかく)」は将軍家光が二条城内に建て、のちに春日局が賜ったと伝わる二階建ての楼閣。「蓮華院」は二畳中板の本席と六畳、土間からなる三溪氏作の茶室です。月華殿に付属する「金毛窟(きんもうくつ)」は、三溪氏が1918年に大徳寺山門金毛閣の古材を床柱にして建てた一畳台目の茶室。さらに大規模な日本間や広大な前庭を有する「鶴翔閣」は、茶会をはじめさまざまな文化活動、会合などに利用されています。このほか外苑にも、「林洞庵」「横笛庵」というふたつの茶室があります。

https://www.sankeien.or.jp

住所 横浜市中区本牧三之谷58-1
TEL 045-621-0634
開園時間 9時~17時(入園は1630分まで)
休園日 1229日、30日、31日
アクセス JR根岸駅からバス10分「本牧」下車徒歩10

白雲邸、春草廬、蓮華院、月華殿、金毛窟、林洞庵、横笛庵、鶴翔閣は茶会への貸し出し可。(有料)詳細はお問い合わせを。

呈茶席 三溪記念館ロビーの立礼席「望塔亭」で呈茶あり

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