とうきょうこくりつはくぶつかん

規模・歴史ともに日本一、茶道具も充実の博物館

「トーハク」の名で親しまれる、内容・規模ともにわが国最大かつ最も長い歴史をもつ美術博物館。本館をはじめ６館からなる建物には、日本の古美術品を中心に、考古資料、東洋の美術・工芸品など多岐にわたるコレクション11万7,000件以上が収蔵されており、うち89件が国宝となっています。茶道具も、松平不昧公遺愛品の寄贈、松永耳庵氏所有品一括寄贈等によって充実を極めました。

広大な庭園内には、九条公爵ゆかりの「九条館」、円山応挙の墨画が描かれた「応挙館」、金森宗和好みの「六窓庵」、小堀遠州好みの「転合庵」、河村瑞賢が建てた「春草盧」など、各所から移築された茶室や書院が保存されています。

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