MOA美術館
えむおーえーびじゅつかん
熱海の高台に建ち、相模灘を見おろす絶景も楽しめる美術館。その前身は、戦後、東洋美術の収集に努めた世界救世教の教祖・岡田茂吉氏(1882~1955)が、昭和32年(1957)熱海市に開いた熱海美術館。創立者生誕百年を迎えた昭和57年(1982)「Mokichi Okada Association」の頭文字を冠しMOA美術館として開館しました。ダイナミックな建築美に加え、尾形光琳「紅白梅図屏風」、野々村仁清「色絵藤花文茶壺」など国宝3点、重要文化財65点を含む東洋美術を中心とした3,500点にのぼる収蔵品は、創立者の理念通りの世界的なスケールを誇ります。館内にはリアルに復元された豊臣秀吉の黄金の茶室や能楽堂、茶室「一白庵」を備えた茶の庭も。平成29年(2017)にはリニューアルを果たし、屋久杉をはじめとする日本の伝統的な素材を用い作品の美を際立てる展示空間が新たな魅力を発信しています。
所在地 | 静岡県熱海市桃山町26-2 |
TEL | 0557-84-2511 |
開館時間 | 9時30分~16時30分(入館は16時まで) |
休館日 |
木曜日(祝日の場合は翌日)、展示替え日 |
アクセス | JR「熱海」駅からバス「MOA美術館」下車 |