三井記念美術館
みついきねんびじゅつかん
三井グループで知られる旧財閥三井家は、家祖三井高利の次の代に11家に別れ、各家が日本と東洋の美術工芸品を蒐集してきました。1965年に社会経済史料の保存・公開のため「三井文庫」が設立され、1985年に東京都中野区には惣領家北家、新町家、室町家から美術品、南家から郵便切手等の寄贈を受け「三井文庫別館」として開館。2005年に重要文化財の洋風建築・三井本館内に移転開設されました。所蔵の美術工芸品約4,000点のうち、約半数が茶道具で、国宝「志野茶碗 銘 卯花墻」、重文「長次郎作 黒楽茶碗 銘俊寛」が含まれます。展示室には三井家ゆかりの国宝茶室「如庵」の室内を精巧に復元、展示される茶道具の取り合わせも眼福です。常設展示はなく、企画展を年5回開催しています。
所在地 |
東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階 |
TEL | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
開館時間 | 10時~17時(入館は16時30分まで) |
休館日 |
毎週月曜日(祝日の場合は翌日) |
アクセス | 東京メトロ「三越前」駅より徒歩3分、「日本橋」駅より徒歩4分 |