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花影きもの塾

はなかげきものじゅく

着付けだけでなく、歴史や文化も学べるから“きもの塾”。
奥深い魅力を秘めたきものを着て、街を闊歩しませんか。

日本橋富沢町にある「花影きもの塾」は、本格的な手結びが習得できる着付け教室です。年中無休でフリータイム予約制。人形町駅からほど近く、教材用の着物や帯などは無料で借りられる手軽さから、近隣のオフィスに勤める生徒さんも多い人気の教室です。

塾長の須田久美子さんは、かつて日本橋にあった呉服メーカー・千代田のきものが主催する着付教室「花影きもの塾」の講師を務めていました。20年以上のキャリアを重ねた平成19年(2007)に独立します。「若いころから、とにかくきものが大好きでした」という須田さん。着付けを学ぶかたわら和裁を身につけ、小唄・三味線の稽古を通じて伝統芸能の心に触れ、歴史に育まれてきた日本の着物文化を知るため図書館に通って勉強を重ねました。

「私のきものの先生は、着付けの技術だけでなく、文様や染織、芸能や文学、歳時記、そして江戸から明治、大正と時代とともに移り変わる女性の生き方など、きものを通じた学びを重視する方でした。」そんな恩師の講義が楽しくて仕方がなかった須田さんは、「花影きもの塾」のレッスンにもその方針を取り入れ、講義の時間を充実させています。さらに、きものの魅力を広く発信するイベントなどにも積極的に参加。なかでも毎年1回、日本橋人形町を舞台に開催される「東京キモノショー」では、実行委員としてメインイベントを担当しています。

須田塾長が着付けを担当される9月28日(土)『きものメンズ スマート撮影会』詳細はこちら


きもの研究家でもある塾長の須田久美子さん。「正しく着付ければ、きものは苦しくありません。もっともっと気軽に着て、観劇、お食事、街歩きなどを楽しんでください。」額は大好きな三國連太郎さんの書で「流水先を争わず 転石苔を生ぜず」。


1単位(2時間)のレッスンを10単位受講する「基礎科」「応用科」、24単位受講する「師範科」「応用科」が「花影きもの塾」の基本コースです。「基礎科」では、きものの着方、帯の結び方がマスターでき、「応用科」では人に着せる“他装”を通じて着付けのコツをつかめるようになります。


さらに上級の「師範科」「高等師範科」は、資格取得を目指す方のためのコースです。「師範科」は30分で振袖を着付ける技術を、「高等師範科」は襦袢から袋帯まで鏡を見ずに7分で着付ける技術を習得します。


外出着から礼装、振袖まで、各種帯結びを習得できる専門コース「帯専科」もあります。

 


近年、日本女性の和装離れは著しく、遠くない将来、きものは“所有する楽しみ”から“借りる楽しみ”になると須田さんは考えています。「花影きもの塾」では今後、レンタルにさらに力を入れていく方針です。詳細はホームページの「レンタル着物」をご覧ください。
https://hanakagejyuku.jp/rental/
日本橋本校、そごう横浜店校では、実物を手に取って選んでいただけます。写真は訪問着各種。


「東京キモノショー2024」は2024年(令和6)3月29日・30日・31日の3日間にわたって開催されました。完成度の高いコーディネートと着付けをトルソーで展示する「キモノスタイル展」はメインコンテンツのひとつ。スタッフは前日夜まで準備におおわらわでした。




平安装束、大人振袖、お茶席へおでかけなど、「キモノスタイル展」の展示は、コーナーごとにテーマが設けられています。



最終日に行われた「花影きもの塾きものショー」。須田さんが台本・演出・着付けを担当、花影きもの塾の生徒さんと卒業生がモデルを務めました。今回のテーマは「三国(日中韓)の花嫁衣装」。日本の白無垢、中国漢唐王朝、韓国の婚礼衣装が次々に登場するステージは大好評でした。

 

花影きもの塾
https://hanakagejyuku.jp

【日本橋本校】

所在地 東京都中央区日本橋富沢町6-5 アソルティ人形町3階
TEL 03-3666-0399
FAX 03-6206-2842
営業時間 10:00〜21:00
予約受付時間 10:30〜21:00(土曜・日曜・祝日は19:00まで)
定休日 不定休
アクセス 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」から徒歩3分

【そごう横浜店校】
https://hanakagejyuku.jp/sogoyokohama/

所在地 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階
TEL 0120-873-932