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銀座 緑寿庵清水

ぎんざ りょくじゅあんしみず

一子相伝の技を伝える砂糖菓子に、さらに清新な風を。
銀座の街角に似合う、スタイリッシュな金平糖たち。

京都市左京区に本店のある「緑寿庵清水」は、弘化 4 年(1847)の創業以来、金平糖を作りつづけてきた老舗です。金平糖という名前の語源は、16 世紀半ばにポルトガルの宣教師がもたらした小さな丸い砂糖菓子「コンフェイト」であるとされます。当時この菓子は織田信長に献上され、利休も茶菓子として用いました。国内で作られるようになったのは長崎が最初で、やがて京都、江戸に広まりました。

緑寿庵清水の金平糖は、イラ粉と呼ばれる 0.5 mmほどの核を回転する釜に入れて糖蜜を掛け、コテを使い、五感でその時々によってかわる金平糖の状態を見極めて作り上げます。初代から三代目までは砂糖のみの金平糖でしたが、四代目の清水誠一氏は果物などの素材を加えた「味付きの金平糖」を作り上げました。酸や油分、塩分のある素材を砂糖に加えて結晶させるのは至難の業で、完成に至るまで試行錯誤の繰り返しだったといいます。

約10年前に五代目を継いだ泰博氏は、もっと多くの方に本物の金平糖の味を知って頂きたいという思いから、流行の発信の場である東京の銀座を選び、平成 29 年(2017)、泰明小学校と向かい合うビルの 1 階に「銀座 緑寿庵清水」を開店しました。白とグレーで統一された店内のショーケースには、定番から四季折々、歳時限定などまで常時約25種類の金平糖が並び、伝統と革新を融合させた銀座店オリジナルの金平糖の、その小さなかわいらしい姿からは想像できない、豊潤な味と香りのバリエーションが楽しめます。


絶大な人気を誇る「いよかん果実糖」(手前)と「さつまスイーツ角平糖」。さつまスイーツは五代目が考案した「角平糖シリーズ」の代表作の一つです。鹿児島県産の安納芋を蒸してから核にしているため、嚙んだ時のホクホクとした食感と共に広がる芋のお味が絶品です。


ガラスケースにまるで宝石のように並べられた金平糖。包装も美しく、手みやげとしても人気です。



東京店の定番の味を揃えた「にじの星」シリーズ。「王林リンゴ」「柚子」「葡萄」「あまおう苺」「銀座ソーダ」「ピーチパイン」「リッチネス・バニラ」「ピンクレモン」の8 種類が楽しめます。



クリスマスプレゼントにおすすめの「ホワイトノエル」、お正月におすすめの「宝来豆の金
平糖」はいずれも冬季限定。



お正月限定の「梅結びボンボニエール」。銀座店の店頭のみで販売されます。


店内のモニターで金平糖の製造工程をご紹介しています。体得するのに 20 年以上かかるといわれる職人技をご覧ください。


白とグレーで統一された店はまるで宝石店のよう。緑寿庵清水の金平糖について知っていただくため、お客さま一人に従業員一人がつき丁寧にご説明しています。

 

銀座 緑寿庵清水
https://ryokujuan-ginza.shopinfo.jp

所在地 東京都中央区銀座 6-2-1 Daiwa 銀座ビル 1F
TEL 03-5537-9111
FAX 03-5537-9112
営業時間 11:00〜19:30
(土・日曜、祝日は 11:00〜18:30)
定休日 水曜(祝日の場合は翌平日)
アクセス 東京メトロ「銀座駅」から徒歩 3 分/JR 有楽町駅から徒歩 5 分