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懐石 龍雲庵

かいせき りゅううんあん

若くして出会った懐石ひとすじに60年。
料理教室や「お作法の会」でも、その魅力を伝えています。

昭和15年(1940)に岐阜県高山市で生まれた後藤紘一良さんは、宗和流本膳を伝える地元の料亭「洲さき」で15歳から働き始めました。調理を任されるようになり勉強のために読んだ辻嘉一著『料理コツのこつ』が、人生の転機となります。「この人から懐石を学びたい」という熱い思いが通じて東京・銀座の「懐石 辻留」に転職を果たし、辻嘉一氏の薫陶を受けました。豪華で華やかな大名茶の料理から簡素簡略な佗茶の食事への、大きな転身でした。

その後、西の吉兆、東の胡蝶と謳われ各界の名士に愛された高級懐石「胡蝶」の料理長を26年務め、平成5年(1993)に独立して「懐石 龍雲庵」を開店しました。昼・夜ともにリーズナブルな値段でコース料理を提供しているのは、懐石をもっと多くの人に、気軽に味わってほしいという後藤さんのポリシーから。主宰する茶懐石の料理教室も、とてもアットホームです。旬の食材の下ごしらえから盛りつけまで、マンツーマンで指導しています。季節のおいしいものを選び客のために作る、茶懐石のもてなしの心を身につけてもらえればという思いが伝わってきます。


新宿御苑に近いオフィス街にある店は、風格のある看板と、家紋「上り藤」を染め抜いた暖簾が目印です。懐石コースは昼6050円~、夜8800円~(いずれも税込み)。後藤さんのふるさと高山の郷土料理、飛騨牛朴葉味噌焼きなどのランチメニュー1650円も人気です。


小上がりとカウンター席、テーブル席がある落ち着いた店内。壁には武者小路実篤の書が掲げられています。ここから2文字をとって店名としました。


『茶懐石 美しい盛りつけのポイント』(淡交社)、『懐石料理の調理技術』(旭屋出版)などの著書もある後藤紘一良さん。「会席はお酒をおいしくいただく料理でご飯は最後ですが、茶懐石はお茶をおいしくいただく前の軽い食事ですから、最初にご飯をお出しします。二つは異なるものであることを、もっと皆さんに知っていただきたいですね」。


料理教室「後藤懐石料理研究会」は、店から徒歩数分のマンションに設けられた料理スタジオで開かれています。後藤さんと息子の桃太郎さんによる行き届いた指導が身上です。月謝は3カ月前納で42900円(税込み)。
https://r.gnavi.co.jp/g119700/menu5/


料理教室では「初風呂」「夕涼み」「朝茶事」など、毎月テーマを設けて献立を組み立てています。旬の素材を使った美しい料理が学べます。


2階の座敷を会場にして月に一度、茶懐石の食事作法や調理法などを学ぶ「お作法の会」を開催しています。四季折々の趣向を取り入れた料理が楽しめ、初心者でも気軽に参加できます。会費15000円(税込み)。

 

懐石 龍雲庵

https://ryuunan.gorp.jp

住所 東京都新宿区新宿1-18-3 ルーツビル12
TEL 03-3354-1777
FAX 03-3354-1788
営業時間 昼食11:3014:00LO13:00)夕食17:3022:00
定休日 日曜、祝日
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」2出口から徒歩3分

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