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神楽坂 梅花亭

かぐらざか ばいかてい

祖父ゆずりの技と、美大で学んだ絵のセンスを生かし、
国産素材を使って美しく、おいしい和菓子を作っています。

初代の井上松蔵さんは新潟県六日町から上京し、嘉永3年(1850)創業の老舗、柳橋の「梅花亭」で和菓子職人の道に入りました。昭和10年(1935)に暖簾分けで独立すると、淀橋区十二社(現在の新宿区西新宿4丁目付近)に店を構えます。戦争でシベリアに抑留され、生還後は上池袋で店を再開。物資のない時代に小豆や砂糖を苦労して調達して作った本物の和菓子が評判をよびました。そのころに生まれた、故郷の魚野川の鮎をモチーフにした銘菓「鮎の天ぷら最中」(上写真)は、神楽坂に移転してからも不動の看板商品です。

「神楽坂 梅花亭」では国産の素材にこだわり、6種類の豆をお菓子ごとに炊き分けて32種類の餡を作っています。4代目当主の井上豪さんは昨年、外務省の日本ブランド発信事業でイギリスへ餡を持参し、講演と練り切りの実演を行ってきました。世界的な健康志向の高まりから、豆から作る日本の美しい菓子への関心は高く、和菓子の未来に大きな可能性を感じたそうです。


店は神楽坂のメインストリート、早稲田通りに面しています。店頭は、お菓子の写真と説明書き、年代物の木の看板などでにぎやかです。


平台に積み上げたお菓子が所狭しと並ぶ店内。奥に工房があり、ガラス越しに作業風景が見えます。


上生菓子は15日ごとに変わり、68種類を用意しています。写真は1月のラインナップから「東風」(手前左)、「雪中花間道」(手前右)、「臘梅」(奥)、各400円(税別)。


猫の形をした「神楽坂福来猫もなか」は1250円(税別)。左から黒糖餡入りの「たけ」、白あん入りの「ふく」、粒餡入りの「あずき」、こし餡入りの「くる」。日保ち7日間。


花街・神楽坂の風情を映した「神楽坂石畳」は1220円(税別)。黒ごま羊羹(黒)と白ごま羊羹(紅)を薄い麩焼のシートではさみ、コテで焼き目を入れました。お茶事にも人気です。日保ち14日間。


初代松蔵さんを囲んで撮影された記念写真(平成27年2月撮影)。3代正男さん、4代豪さんと代々受け継がれてきた店の歴史が感じられます。


美術大学に進み、油絵を専攻した井上豪さん。8年ほど前からお茶を始め、最近は茶室「星霜軒」(川崎市麻生区栗木台)の月釜茶会の和菓子を担当しています。インスピレーション豊かな庵主の注文に応えるのはたいへんですと語る表情は、じつはとても楽しそうです。

 

神楽坂 梅花亭

http://www.baikatei.co.jp

神楽坂本店
所在地 東京都新宿区神楽坂6-15
TEL&FAX 03-5228-0727
営業時間 10:0019:30  不定休
アクセス 東西線神楽坂駅 神楽坂口出て左へ徒歩2分

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